こだま

2014年01月20日 21:00

都内の某小学校。表現教育のアシスタントで月に数日通っている。
国語。金子みすゞの詩の単元。

授業に入る前の個人的な事前準備で、彼女の生きざまを調べたり、詩を読んだり。
以前観た舞台を思い出したり。
改めて「詩」とは何ぞやと学んだり。

実は、私は震災後何度も見たCMの影響で、ぽぽぽぽーん、と、金子みすゞが苦手になってしまった。
何度も同じ映像を見たから、というのもあるし、詩とは関係ない津波や悲しい映像が浮かんでしまうのだ…記憶は色々結びついてしまうから妙なもんだ。
仕事とはいえしんどいぞー、と覚悟していたのが授業前の状態。

授業初めのエクササイズに急遽詩のリピートをやることになり、10分位担当した。
ほぼ即興で詩をいくつか読んだ後、感触が良いな、と思った詩を3度読んだ。
ベクトルを少しずつ変えて。
ほんの少しだけ、身体にトンと落ちる感覚があった(ように思った)
その詩は、
「こだまでしょうか」
そう、CMの詩だった。

授業後、改めてその詩集の詩と解説を読み直す。
子どもが転んで「痛いよ~」と言っていたら、「痛いねー」と言う。
この同調=こだまが、心をホッとさせる。
「痛いよ~」に対して「泣かないの!」「我慢しなさい!」
現代は、そういった対応が多くなっている。・・・そんな内容が書いてあった。

「痛いねー」と同調するのは、見た目では何の解決にもなっていなくて、それよりも消毒したり絆創膏を貼ったりした方がいいのかもしれない。それもあり。
と同時に、見えない傷も一緒に絆創膏を貼るっていうのも大事だよなぁ、と。

詩を通して、生徒や先生や学校を通して、大きなものを学んでいるような。

まとまらないけれど。
そんなことを思いましたとさ。
この授業は、続く…。


さて、明日は初めましての小2と想像の遠足へ行ってきますぞ。
低学年へのメインファシリテーター。特に初回はドキドキです。

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