伝える・伝わる

2006年03月03日 00:46

芝居をやっていると、「今の台詞、相手役に届いていないな」と自覚したり、「相手からのことばがひろえない(伝わってこない)」という事がある。
台本は文字で書かれているけれど、その裏にある感情だったり状況だったりがコミュニケーションの原点になっている。だから言葉(音)だけがあっても、成立しないことが多い。(例外もあるけれど)

日常も同じことでして。

ここ1週間くらい何人かの方に痛感したのが、価値観が違っていて言葉がすれ違うこと。
同じ日本語を話しているのに、相手をとても遠くに感じる。
とっても寂しい思いをした。

(愚痴を書くつもりはなく・・・で、どうしたか、というお話。)

とある本に出会う前だったら、自分の中で“寂しいなぁ、ま、いいかぁ”で済ませていた。
が、その人が何を思ってその言葉を選んでいるのか。本当に言いたいことは何なのかを、一生懸命探りつつ聞いてみた。
そうしたら、その人が大切にしていることとか、優しさとかがジーンと伝わってきた。
言葉のすれ違いと思っていたことが、コミュニケーションに変わった。
ま、失敗もあるのだけれど(笑)

演劇に携わったきっかけを思い出した一冊。
H氏のブログに載っていたのがきっかけで手に取りました。
私が生まれた年に初版された本です。


ことばが劈(ひら)かれるとき
竹内 敏晴 / 筑摩書房
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