復興支援@潮音寺

2011年05月28日 22:17

27日。
節分会でお世話になった潮音寺へ行ってきました。
THEATRE MOMENTSさんからお声をかけていただき、私にとっては2006年~2008年のパフォーマンスに参加したのがご縁のお寺。
(2008年時の節分会ブログ>>こちら
広大な敷地に、とても美しいお寺。

それが3月11日の地震で“液状化”が発生。
元々沼地(というか海に近い)を埋め立てられて作られたらしい土地は、あれよあれよと大地を凸凹にし被災地となりました。
当然参道の石畳は割れたり傾いたり。仏像のある建物がいくつも傾き、取り壊されました。

このブログを書いている本日28日に
「 開山会」
東日本大震災殉難者追悼供養
大震災被災者身心安楽祈願
大震災被災地復興成就祈願
を開いたそうで、その準備としてお手伝いに伺いました。

***

車に便乗させていただき現地入りしたのですが、潮来ICをおり、現地へ近づくにつれ道がぼこぼこ。車が揺れます。
駐車場で車を降りると、空気が砂っぽく感じました。
建物へ歩いていくと地面は砂地。芝生が一部青く茂り始めていましたが、はやり砂っぽかったです。
大谷徹奘さんはじめ、皆様へご挨拶。早速ジャージに着替えてお手伝い。
既に現地の方や東京や北海道の方が応援にいらしていて、お仕事をされています。
どんより空の下、箒などで外の掃除。
ふと気づく。コレナンダ?
20110527-8.jpg
先を追っていくと…
20110527-7.jpg
水道!
広大な敷地の中でここが唯一水の出るところのようです。
パイプを踏まないように竹を割ってカバーとしていたのですね。なるほど。
下水はまだだそうで、お手洗いは簡易トイレなのでした。
近所の方も含め、皆様のライフラインが心配になりました。
因みに、すぐ目の前の道は
20110527-6.jpg
道の真ん中がボコッと膨らんでいます。家の塀が斜めになっていたり、復旧前の斜めになった電信柱が放置されている風景も見ました。

私はこのお寺へ3年ぶりに伺ったのですが、昼食時、みんなで手を合わせてご挨拶をした時、何とも言えない気持ちになりました。
「若い人食べるかしら?」なんて声をかけていただきながらお漬物の差し入れ。
若くないけど…と自分につっこんだのは内緒にして、ごちそうになりました(^^)。
美味しかったし、何より、お気持ちが嬉しかったです。

会場となる講堂の掃除。
窓も床も砂だらけ。掃いても拭いても一筋縄ではいきません。
水道の不便な中、液状化した方々は大変なんだな、と現地へ行って知ったこと。手も膝も真っ白(砂なので真っ黒というより真っ白)です。
幟立てもしました。
20110527-5.jpg

午後の休憩は、差し入れでいただいたシュークリームとゴディバのクッキーとおせんべいと…揚げたてのから揚げ!!と豪華でした。
20110527-4.jpg
めかぶ茶をいただく。昆布茶のような風味。作業後は塩分をとると疲れが取れるのだな、とかあたたかいお茶を飲める幸せを思いつついただく。ごちそうさまでした。

午後②の作業は水子地蔵のお掃除。
落ち葉を掃いて、ごみ袋へ入れようとしたら、現地の方が、肥料になるからと植木へ戻すよう教えてくださいました。そっか、自宅の庭とは規模がちがう!と気づいたり、こういうことを教えていただく機会はなかなかないなぁと心がほっこりしました。ありがとうございました。

その後、砂で埋まった参道を掘り起こす作業。
20110527-3.jpg
エアシャベルでポーズをとってくださったのはいとうさんです(笑)
みなさんとても明るくて、笑いの絶えない現場でした。
↑作業前

↓作業後
20110527-2.jpg
写真ではわかりにくいけれど、とてもきれいになりました。
参道を埋めるほどの液状化。
支えを失わせてしまう液状化。
20110527-1.jpg (右側の石灯籠が倒れています)

作業に夢中になっていたとき「ゴーン」と鐘がなりました。
さっきまで笑わせてくださった(?)定運(じょううん)さんがこっちを向いてジェスチャーで時計を指さしながらで夕方5時だからね。と教えてくださいました。
広い空間に鳴り響く、お寺の鐘。
鐘楼の建物は取り壊されてしまったけれど、足場に屋根をつけたようなところに鐘はあります。
20110527-9.jpg (白く光っているのが屋根です)

当たり前のように聞いていたお寺の鐘の音。
これを鳴らせるようにしてくださった方々がいて、毎日鳴らしてくださる方がいらっしゃるのだな、と思いました。

作業を切り上げ、一同帰路へ。
(モーメンツの方々は今日28日もお手伝いにいってらっしゃいます。私は都合でこの日のみ)

廃寺になるのかどうか私はよくわからないのですが、現地の人の継続要望があるとか。
出来ることなら、平和な鐘の音が響くお寺であってほしいですが、液状化という現実はいろいろと難しいようです。

***

今回、初めて被災地へ行きました。
色々な想いを忘れないように、私が私への日記としてここへupしました。
現地でしかわからないことは山ほどあるわけで、上記はほんの一部にすぎません。

舞台人として、表現教育者として、そして一人の人間として何かできないか、と今も模索中です。

関係者の皆様、ボランティアへ行く機会を下さりありがとうございました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
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